チケット流通センターは人気のチケットや売り切れたチケットなどを個人で売買できる2次流通サイトです。今回はチケット流通センターで取引した場合の売り手と買い手の手数料は高いのか?どのように計算すれば良いのか?を解説します。

チケット流通センターの手数料

取引の際に必要な手数料は売り手(販売者)と買い手(購入者)によって異なってきますのでそれぞれご紹介します。

売り手の手数料

チケット流通センターでの売り手側が必要な手数料は

  • 仲介手数料
  • 再振込手数料
  • キャンセル料

となります。それぞれ簡単に説明していきます。これらはチケット流通センターの公式サイトに記載されているものなので最新情報はこちらからどうぞ。

仲介手数料

チケット流通センターで売りに出しているチケットが売れて取引が成立した時にチケットの代金に対して必ず必要になる手数料です。

8000円以下のチケットの仲介手数料は一律820円

8500円以上のチケットの仲介手数料は売価の10.26%となっています。

例えば、20000円のチケットを購入した場合は仲介手数料に2052円必要になるというわけです。

 

仲介手数料だけ見るとかなり高額に感じますね。他の会社のチケットストリートでは代金に対して5%の手数料なので、この部分だけ見れば高いのは確かです。ですが、チケット代金の振込手数料がチケット流通センターでは無料であるのに対してチケットストリートでは1つの取引に対して毎回振込手数料がかかります。

チケット流通センターでは仲介手数料に他のいろんな手数料が含まれていると考えると、後々振込み手数料などがかさんで結局チケット代金から差し引かれる額が高くなったなどと考える必要がなく分かりやすいと言えます。

再振込手数料

再振込手数料はあらかじめ登録している自分の振込口座の番号などが間違っていて事務局からチケット代金が振り込めなかった場合に再振込みをしてもらうときの手数料になります。登録時の不備なので仕方ありませんが、これは毎回かかる手数料ではないと言う事です。

チケット流通センターでは通常であれば振込み手数料は無料なので振込口座の登録は必ず確認して間違いの内容にしておきましょう。

キャンセル料

この手数料は売り手側の都合で「在庫あり」と連絡したにもかかわらず取引をキャンセルした場合に発生します。

  • キャンセル料金はチケット代金の20%
  • 代金が1500円未満のチケットの場合は1500円

となります。

買い手の手数料

チケットの買い手が支払う手数料には

  • 事務手数料
  • 安心配送サービス手数料(オプション)

の2つがあります。

事務手数料

チケットを購入した金額によってチケット流通センターに支払う手数料は以下の通りです。

2,000円~10,000円の場合は432円(税込)

10,001円~30,000円の場合は756円(税込)

30,001円以上の場合はチケット代金の3.24%

安心配送サービス

オプションで申し込む事ができる安心配送サービスの手数料はチケットの代金に関係なく一律で810円(税込)となっています。

 

このサービスはチケット流通センターを経由して確実にチケットを配送してもらうというもので、売り手側に自分の住所などを教えたくない場合にも有効ですし、簡易書留郵便での配送、発送前にチケットの券面を撮影するなど万全の体制で送ってもらえるので、その名のとおり安心配送となっています。

 

まとめ

チケット流通センターの取引にかかる手数料は他の会社に比べ売り手にも買い手にもとても計算もしやすく分かりやすいものとなっていると思います。特に売り手にとってはチケットの取引ごとに振込手数料を支払わなくてもよく、振込み申請なども必要ないのでよく利用する人にとっては利用しやすいのではないでしょうか。また購入する側もチケット代金に送料が含まれているので他に必要な手数料が事務手数料とオプションでつける安心配送サービスの料金のみなのでこちらもとても明確ですね。