チケットの売買を個人で行える会社であるチケットストリートでチケットの買い手(購入者)や売り手(販売者)がそれぞれ必要になる手数料は高いのか?その計算方法などを解説します。




チケットストリートの手数料

どの2次流通チケットを扱う会社でも同じですが買い手と売り手で手数料は異なってきます。それぞれ買い手と売り手の場合の手数料をご紹介します。

買い手の手数料

チケットを購入するとチケット代金にかかる費用以外に必要な手数料は以下の通りです。

  • 取引手数料
  • 安心プラス手数料(オプション)
  • 送料(チケット代金と送料が別の場合)
  • 決済利用料
  • 振込手数料

取引手数料

取引手数料はチケット代金に応じて必要になる手数料です。

  • 8000円以下のチケットの場合は400円(税別)
  • 8001円以上のチケットの場合はチケット代金の5%(税別)

当然ながらチケット代金が高額になるほど取引手数料も高くなっていくというシステムです。



安心プラス手数料

安心プラスという補償オプションをつけた場合にかかる手数料です。

チケット代金の10%~30%(税別)

または上記の料金が1000円に満たない場合は1000円(税別)

となります。安心プラスの補償内容については別の記事で詳しく書いています。

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送料

販売者(売り手)が送料は別とした場合には買い手がチケットの送料を支払う事になります。

決済利用料

決済手数料は「チケットの代金+安心プラスの料金」の3%を決済利用料として支払います。

振込み手数料

ATMやネットバンキングなどで代金を支払う時に必要な振込み手数料も買い手が負担することになりますので、銀行や郵便局などにより手数料は異なりますが必要な金額として覚えておきましょう。

売り手の手数料

チケットの売り手(販売者)は買い手側に葉必要な取引手数料や決済手数料などのシステム利用料などは無料とされていますが以下の手数料が必要になってきます。

  • 振込手数料
  • 取引中止手数料

振込手数料

出品したチケットが売れた場合にチケットの代金に関係なく一律料金で振込み手数料が必要になります。売れたチケットの代金はチケットストリートに振り込み申請をしないといけません。その振込み申請を1回するごとに500円(税別)かかりますので、何枚かチケットを出品している場合は取引が全て成立してから振込み申請を行えば500円で済みますが、チケットが売れるたびに振込み申請をしてしまうと毎回500円かかるので注意しましょう。

取引中止手数料

注文が成立した後に出品者が自己の都合で取引がキャンセルになった時に必要な手数料です。2018年4月に違約金(キャンセル料)に関する規約変更がありましたので、変更前と変更後の金額を書いておきます。

変更前

  • 出品していたチケットの価格の10%
  • 上記の金額が1000円未満の場合は1000円

変更後

  • 出品していたチケットの価格の30%
  • 上記の金額が1000円未満の場合は1000

となっています。また、変更前では在庫返答取引出品の場合や公演日7日前までの取引でキャンセル料が発生しない場合もありましたが、変更後からは

すべての取引に対してキャンセルが発生した場合は上記のキャンセル料が必要になるということも注意しておくべきところです。