入手困難なチケットや人気チケットを個人どうしで売買できるサイトであるチケットストリートを利用してチケットを買ったけど、その公演が中止になった場合はどうなるのか?対処方法などを解説します。
最近ではXJAPANが公演を中止したりとたまにある公演中止のお知らせ。台風やアーティストの不調、理由は様々ですが万が一中止になった場合はせっかく購入したチケットは使えなくなってしまいます。
普通にチケットぴあや公式サイトからチケットを購入した場合は返金などの手順が促されれますが、チケットストリートなどで購入したチケットは定価よりも高い場合も多いです。その金額を公式のチケット販売元から返金してもらうことは当然できません。
また、自分が出品して購入してもらったチケットの公演が中止になってしまった場合は、代金を返金しないといけないのでしょうか?
個人間でチケット売買の取引が完了しているか、していないかによって対処方法が変わってきますのでそれぞれの場合をご紹介します。
取引完了前に公演中止が発表された場合
取引開始から出品者がチケットを送って購入者がチケットを受け取って取引完了の手続きを行うまでは取引が成立していません。なのでチケットの発送前と発送後で
売り手(出品者)がチケットを発送する前に公演中止が発表された場合
売り手がチケットを発送する前に公演中止になった場合はチケットストリートによると取引は停止するとされています。
売り手がする事→チケットを発送せずに運営事務局からの連絡を待ちましょう。
買い手がする事→同様に運営事務局からの連絡を待つ事になります。
売り手(出品者)がチケットを発送した後に公演が中止になった場合
公演中止が発表されたが、売り手がチケットを既に購入者の元へ発送した後だった場合も同様に取引は中止となります。チケットは買い手側に送られてしまっているので
売り手がする事→特にありません
買い手がする事→運営事務局からチケットの返送についての連絡がありますのでチケットを返送します。
取引完了後に公演中止が発表された場合
取引が完了した後に公演中止が発表されてしまった場合は基本的に売り手は購入者に対して返金しなくてはいけないという義務はありません。そして、買い手としてはせっかく買ったチケットが公演中止になってしまってはどうしようもありません。
売り手がする事→取引は完了していますが、運営事務局から連絡掲示板が用意され買い手側と連絡を取ることができ、その後やり取りをすることができます。売り手は基本的にチケット代金を返金する義務はありませんが、チケットを返送してもらい販売元のプレイガイドなどにチケットを返金してもらうなどのやり取りを行う事もできます。
買い手がする事→安心プラスの補償オプションに入っている場合は運営事務局へ申請してチケット代金を返金してもらう事ができます。補償に入っていない場合はチケット代金は返ってきませんが、売り手と連絡掲示板を通して交渉をすることは可能です。